2008年8月13日水曜日

朝市に行く

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8月13日(月曜日)



朝、馬の世話。ブラッシクグ、蹄の掃除。



子供達は全員エメラルドの揃いTシャツをきている。月曜日はラサルに朝市の立つ日。それぞれ5ユーロのお小遣いをもって、ポニーで朝市に出発する。 二人に一頭のポニー。片方が行きに乗り、もう一方が帰りに乗る。車道に出て、坂を下り、橋を渡り、45分位の行程。浅い川岸の木陰に綱を張り、ポニーをつなぐ。周りは草地。そこから子供達は2班に分かれて先生に付き添われ、朝市へ行く。揃いTシャツは朝市の人ごみの中ですぐに自分達を見分けるため。



朝市は思いの他賑わいだった。野菜、果物、肉、魚、チーズ、カフェの店先で、大鍋からパエリアの皿売り、蜂蜜や、おもちゃや、服や、テーブルクロスや、古本屋、靴屋、ナイフや、ジャムや、帽子や。。こんなにここに人がいたとは思わなかった。川遊びに出かけたにしろ、11ヘクタールのエメラルドに籠ること1週間弱。正に下界に降りる気分だった。



皆思い思いの買い物をした模様。羽付きの霧吹き。涼しい風と同時に水も受けることができる。どこをどうして流通してきたのか、最も引っ込んだフランスのド田舎まで辿り着いた、5ユーロで買える中国製たまごっち。私は装丁の美しいジューヌベルヌの「世界一周80日」を9ユーロで購入。その他、「滲みになりにくい」テーブルクロスというものを数枚買う。



ラベンダーの蜂蜜を味見る。とてもおいしい。小さな瓶の250グラムで、たまごっちより高い8ユーロ。
ポニーのところに戻った子供達は草地でめいめいに遊ぶ。買ったものを見せ合っている。乗馬用のヘルメットを被り、川の浅い水辺を引いてもらって、ポニーに乗る子もいる。水の中をじゃぶじゃぶ歩く子もいる。若いインストラクター達も朝市で買ってきた漫画を読んでいる。



数時間後にジュヌヴィエーヴが車で現れ、昼食が着いた。トマトとハムとチーズのサンドイッチ。水。桃。
昼食後、3時半までさらに遊び、馬に乗って帰る。帰りはひたすらの登り。じりじりと焼くような太陽の下、馬も人間も疲れた。馬をつないで、手を洗い、すぐにおやつ。水をのみ、タルティーヌ(パンにチョコレートクリームあるいは蜂蜜を塗ったもの)を食べる。「もっと食べたい人」(Qui veut encore une tartine ?)の声に一斉に手が上がる。食べたら馬の世話。世話が終わったと思ったら子供達は、山小屋作りに、インストラクターに伴われ、竹やぶの中に消えていった。



幼稚園組は宿へ帰る。アンディーブと胡桃とトウモロコシと黒オリーブののサラダ。サーモンとトマトのタルト。セモリナ粉のプディング。プディングは冷たくておいしかった。

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